2010年 05月 06日
悲喜交々を目の当たりにして感じること。 専門性の高い職種の方が転職しやすいとか、ゼネラリストの方が潰しが利くとか、労働市場の流動性が高いとか低いとか、一般論は数あれど、結局何かあった時に自分の身を助けてくれるのは人脈なのかな、と思う。 で、人脈って何かって言うと、「ネットワーキング」と称してセミナーやパーティーの会場で名刺を配りまくったり、誰かとゴルフのラウンドをまわったとか、しょっちゅうソーシャルな集まりやってますとか、マイミクだとか、twitterでフォローしたりされたりとか、そんな表面的なものではなくて、やっぱり共通のプロジェクトを通して培った信頼感や戦友意識みたいなものなのではないか。 そして、どうすれば一緒に働いている人の信頼を得られるかと言うと、それはやはり当事者意識。現場から逃げないということ。一人称で仕事をする責任感。「これは俺のプロジェクトだ。だから俺がやる。俺が責任を持つ。」という態度。 本当に自分の仕事だという当事者意識や責任感があれば、全体進行の大きな流れに目配せする一方、現場での事務仕事にだって手は抜けないはず。 逆に言うと、新しいことを始めたがるばかりで、自分が始めた動きが組織の中で定着するまで責任もって面倒を見ることができない人とか、「自分の仕事はplanningだから、executionは任せるよ。」と言っちゃう人とか、頭はやたらと良いのに、その分、逃げ足が早い人とか、そういう人は、なかなか周囲の信頼を得られないのだろうな、と。 20~30代の間は、可視化可能なスキルや、個々人の頭の良さに頼って生きていくことができたとしても、そういう人脈、周囲の人からの信頼における蓄積の差は、40~50代にまともに出てくるんだろうな、と。 まあ、いいんですけどね。。。
by kcchicago
| 2010-05-06 23:24
| 仕事
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