「ずっとホテルに缶詰じゃ、気が滅入るだろうから。」という出張先の取締役さんの厚意で車をアレンジして頂き、タージ・マハルを観に行ってきました。
デリーから車で3時間半ほど。来週末から本格的に暑くなる見込みで、今週末が最後の(?)観光週ということもあって、道路も駐車場もかなり渋滞してました。
ガイドさんが「世界で一番綺麗な建物だよ。」と言っていましたが、確かに総大理石造りの威容は、写真で見るのとは全く違う迫力でした。壁面に埋め込まれている各種の石も、着色されたものではなく、天然の色を生かして様々な絵柄を描き出していて、とても華やかでした。
よく400年も前にこんなすごいものを造ったな、と思わされます。これだけの大理石、材料代だけでいくらかかるんだろう、とか。多分、いくらお金を積んでもこれだけの量の大理石を集めるのは、もう不可能なんじゃないかと思いますが、まあ、タージ・マハルを建てたことで国家財政が傾いた、というのはよく分かる気がします。
タージ・マハルを観た後は、暑さでぐったりしてしまって、アグラ城やその他の観光スポットはパスしてそそくさとデリーに戻り、あっちこっち買い物に行って済ませてしまいましたが、良いリフレッシュになりました。