2014年 08月 17日
ただの感想なので、毎回書かなくてもいいのでは、と自分でも思いますが備忘録として。 例によって、ネタバレありなので、未視聴の方はご注意ください。 まずは往路で観た映画から。 『300 帝国の進撃』 「降伏して命を長らえるくらいなら、お国のために死ぬのが男の生き方だ!」みたいな価値観が、何の留保もなく賛美されているのは今どきどうかと思いますが、そんなことより、血しぶき!ヽ(`Д´)ノ 血しぶき!ヽ(`Д´)ノ という映画。まあ、ストーリーはどうでもいいんでしょうね。意味のないお色気シーンを入れるくらいなら、最初から最後まで血しぶき!ヽ(`Д´)ノ 血しぶき!ヽ(`Д´)ノ で行った方が潔かったのではないかと感じますが、それでも面白かったですよ。 『Runner Runner』 邦題が何なのか、日本で上映されているのかも分かりませんが、オンライン・カジノ(後半は実物のカジノも出てくる)をテーマにしたサスペンス。観終わって気付いたのですが(思いっきりネタバレですが)、最後まで登場人物が誰も死なないのですよね。常々、登場事物を死なせることでしか悲劇や恐怖やカタルシスを演出できないのは脚本としてレベルが低いのではないか、と思っているので、誰も死なせずに話を展開したところは個人的には加点要素です。その分、ベン・アフレックの役が少し甘くなってしまっているかもしれませんが、そのくらいの方が反って現実味があるかな、と。 次に復路で観た映画を。 『シャーロック・ホームズ』 これは、ちょっと前の映画なのですね。何で、ホームズがそんなに格闘技に強いねん?ヽ(`Д´)ノ というのはさておき、そういったシーンも含めて、ホームズの観察の鋭さと、科学や地理、地質学的な知識の豊富さと、それを演繹的に組み立てる推理力が描かれていて面白かったです。多分、コアなホームズ・ファンならもっと頭脳よりに振った方が楽しめたのでしょうけど、自分も含めた一般向けのエンターテイメントとしては、格闘シーンが入っていることも含めて、上手にバランスされているのではないかと思います。 『青天の霹靂』 確かに心温まるストーリーで泣ける映画だと思うけど、設定を淡々となぞっていっただけで話が終わってしまったようにも感じる。大泉洋と劇団ひとりに焦点が当たっていて、もう少し柴咲コウの役を丹念に描いても良かったんじゃないか、と。クライマックスが少し冗長になってしまったのも残念。でも、良い映画でしたよ。
by kcchicago
| 2014-08-17 23:24
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