2015年 09月 05日
開陽台を後にして、道東に来たら必ず立ち寄る野付半島へ。 まずは手前側にあるナラワラへ。海が青くてキラキラしてて綺麗です。 対岸に群生から立ち枯れたナラマツの木々。枯れた樹木が観光名所になる場所もなかなかないですよね。 そして、さらに進んでトドワラ。 駐車場に車を停めて、こんな一本道を延々と進んでいきます。 海を見ながら進んでいきます。湾の向こうの大地が見えます。 15分ほど歩いてトドワラ到着! はいいものの… 自分がここに初めて来たのは、もう15年ほど前でしょうか?その頃と比べても、立ち枯れの木がほとんどなくなってしまって、ただの海沿いの公園になってしまっている感じです。昔は緑の大地に、白く立ち枯れた木が、まさに死屍累々と屍をさらしているようで、緑と白のコントラストの美しさと、生命の終焉を感じさせるもの悲しさが相俟った、異様な迫力があったものですが。 まあ、初めて北海道に来た思い出が自分の中で美化されてるだけかもしれませんが。 その代わりと言っては難ですが、以前は橋が渡されていなかった先の方へも行けるようになっていました。 相変わらず、海面は青く光っていて綺麗です。 水に浸かった立ち枯れの木を横目に、さらに進みます。 ようやく先端まで。まあ、ここまで来ても何もないんですがね。とりあえずの達成感は得られるということで。 帰りも30分弱の道のりをてくてく歩いて休憩所へ。ここでソフトクリーム休憩。 この時点で午後1時過ぎだったので、納沙布岬まで足を伸ばそうかとも思いましたが、何回も行ったことがあるし、この日はとにかく衣類を洗濯しないと、当日の夜に着替える分の服もなかったので、真っ直ぐ宿泊予定の釧路に向かうことにしました。 そして、トドワラの駐車場を出るあたりから異変に気づきます。 いや、何となくイヤな予感はしなくもなかったのですが、東京から新潟まで走って行った日は曇り空だったし、前日と当日の道東は気温18度程度で涼しかったので、「平気だろう」と高を括っていたら、目いっぱい日焼けしていたようです。 昼過ぎの、遮るものが何もない日差しに辟易し、「そう言えば」と思い出して、荷物の奥に入れていた日焼け止めを塗ったりするも効果なく、顔が真っ赤に火照って、ぐったりした状態になり、何度も休憩を入れながら、ようやく夕方頃に釧路の街にたどり着きました。 そして、ホテルにチェックインして「いざ洗濯!」と思ったのですが、ツーリングに来ているどこかの大学の自転車部(サークル?)と思しき集団と鉢合わせし、彼らも手に大量の洗濯物を持っている状況下、ホテルの洗濯機は二台しかなく、洗濯機&乾燥機争奪戦に巻き込まれてしまいました。 無事に洗濯と感想を終えた時点ですっかり夜になっており、そこから釧路の街に食事に出かけます。 先ほどの彼らが「飲み会だから遅れるな!」と大声で言い合っていたので、その会場になる居酒屋だけは避けようと街をウロウロし、地場のお魚を出してくれそうなカウンターメインの渋い居酒屋に入りました。 写真は撮ってませんが、クジラのユッケや、シシャモ酒に、あとはサンマのお刺身が絶品で、しかもお値段も安く、釧路の夜を堪能できました。 ホテルに帰る道では、結局先ほどの学生さん集団が戻るのと同じタイミングになってしまったのですが、完全にぶっ潰れて仲間の肩におぶさって引きずられていく学生を見ながら、ちょっとだけ昔の無茶な飲み会を思い出して遠い目になりました。 と言いながら、日焼けで真っ赤、しかもどす黒く変色しつつある顔のアラフォーのおっさんもどうか、と自分でも思いますが。 こうして、実質的な旅のクライマックスである3日目・4日目が終了です。
by kcchicago
| 2015-09-05 15:39
| Caterham
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