2006年 02月 04日
今日もちょっとした用事があって、新宿西口の辺りをうろついていた。 新宿なら歌舞伎町のある東口側より高層ビルの立ち並ぶ西口側の方が昔から好き。 何だかごみごみした東側に比べて、西側の方がきれいに整備されていて歩いていても気持ちいい。 でも、今日は何だか地下街を歩いていて無性に気になった。 地下道両側の柱と柱の間にある、切り株を斜めに切ったような置物。 あれが隙間なくびっしりと並べられていて柱と柱の間のスペースを埋め尽くしている。 何のためのものかと言うと、きっと浮浪者対策なんだろう。 そのスペースに段ボールを敷いて寝ることができないように。 黄色やピンクや淡いパステルカラーに塗られたその切り株モドキが まるで「お前たちはここにいてはいけないんだ」と言わんかのようだ。 確かに街の景観や治安を考えたり、あるいは悪臭がしないだけでも そこを通り抜ける人たちは随分と快適になったことだろうとは思う。 でも、そんなところにそんなものを設置する費用があれば もっと他にできることはあるんじゃないだろうか? きれいな街にはきれいな人しかいてはいけない。 普段は好きなはずの街に、そんな思いと変な息苦しさを感じた日でした。
by kcchicago
| 2006-02-04 18:55
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