2006年 07月 09日

たまには仕事のおはなしなど

たまに自分のブログを読み返すと、完全なドライブ日記になっていて、「この男は会社にMBAまで取らせてもらって、本当に仕事をしているのか」云々と小一時間ほど問い詰めたくなるわけですが、リアルな世界ではやはりきちんと仕事もしているわけで、詳しくは書けませんが、まあ働いているんだよ、ということを。

・最近は、プロジェクトのたびに会社を作るがマイブームなようです。必ずしも「PFI=SPCを作る」ということにはならないと思うのですが、日本のPFIでは「会社を作ること」が、一つの入札条件になっていたりするそうです。

・一方で、バブルの80年代から、バブルはじけたとは言え日本企業が元気だった90年代辺りにかけてのプロジェクトの清算も進んでいたりします。失敗例はもう既に処理済のものが多いので、結構成功のうちに当初計画の年数が経て終わりに至るものもあるようです。

・そんなわけで、会社を作ったり、潰したり。あるいは増資だの、減資だの。そのたびに法的に有効なスキームは?会計上の影響は?税務は?となるわけですが、まあ、会社法が整備されたからと言って、日本の法律が使いづらいのが根本的に改善されたわけではありませんな。大分マシになったとは思いますが。
で、最悪なのが税務。最近だと武田薬品が移転価格税制の関係でやられてましたが、法律の規定を曖昧にしておいて、税収が足りないと思ったら、言いがかりをつけて企業から金を巻き上げる、なんてのはいい加減に止めたらどうかと思うのですが。「税務リスク」という言葉の名の下に葬り去られるプロジェクトの数々を見るにつけ、そう思います。

・国内税務だけでなく、海外税務も最近ますますホットなトピックの一つです。法人税はもちろんですが、SVの個人所得税や、CIF課税、みなし課税等々。まあ、どこの国もできるだけ税金を取りたいのが本音なのでしょうが、そこは国家間できっちり片をつけてくれ、と。二重課税で割を食うのは、結局民間企業なんだから。

・海外プロジェクトと言えば、出てくる「為替リスク」。しかし、これには声を大にして言いたい!「あなたたちが言っているのは、『為替リスク』の問題ではなく、『資金調達コスト』の問題なんですよ!」と。金融の世界では「円キャリートレード」という言葉がありますが、これと同じ構造だろうと。海外のプロジェクトに打って出るのに、安価な円資金でコストを考えて、収入分は金利の高い外貨で見て、いいとこ取りをしようという発想がそもそも間違っている。それは所詮、甘えでしかないんですよ。

・と外に向かって言っている一方で、中では職務分担を見直そうかという声も。その方が専門性が上がるという声には納得できる一方で、それでは事業会社の財務としての存在意義はないのでは?とも思うのだが果たして。

・おまけで今月第一週は第一四半期決算でした。

というわけで、走っているだけでなく、仕事もしている、はず、です。。。
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by kcchicago | 2006-07-09 10:26 | 仕事 | Comments(0)


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