2008年 01月 05日

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

さて、観てきました


以下、多少のネタバレがあるので、まだ映画を御覧になっていない方は御注意下さい。


実は前作は観ていないのですが、前作を観ていなくても楽しめる、との評判だったので、今さらながらの感はありながらも鑑賞。そして、NYで『AIDA』のミュージカルを観て以来、泣きました。周囲のお客さんも結構泣いている人が多かったです。

若干、クライマックスの展開がお涙頂戴に過ぎるのと、小雪という女優さんの持つ雰囲気があまりにも都会的過ぎて少し場面にそぐわないのと、吉岡秀隆の演技が極端にデフォルメし過ぎていることを除けば、良い映画だと思います。

クライマックスでナレーションされる小説は、前半部分はホロっと来るのですが、ちょっと後半部分の言葉の選び方、表現の練り方が雑と言うか平易に過ぎる感じで、あまり「純文学」という雰囲気が感じられないのが惜しいです。

小雪は、顔の造りだけ見ると必ずしも絶世の美女ではないのかもしれませんが(もちろん、十二分に美人だとは思いますが)、スタイルも含めた全身の雰囲気が「綺麗」なのでしょうね。でも、もう少しバタ臭い女優さんだと変なリアリティが出ちゃうし、もっとか弱い感じの女優さんだと場面場面で痛々しくなり過ぎる恐れもあるので、これは絶妙にはまり役なのかもしれません。あと、この映画に出ている主要登場人物の中では最も演技が上手だと思いました。

一方で、吉岡秀隆の演技は、やり過ぎなのか、やり足らなさ過ぎなのか、観ていてもよく分からなかったのですが、最初から最後まで一本調子のように感じました。日常生活の場面、打ちのめされて落ち込んだ場面、決意を新たに取り組む場面、クライマックスで大団円を迎えた場面のいずれにも、少しコントっぽい雰囲気が出ていたのが残念で、前半はコミカルで良かったのですが、途中からもう少し何とかならなかったのかな、と。演出の関係かもしれませんが、堀北真希の方が演技が上手なのではないか、と思ってしまいました。

あ、堀北真希はめちゃんこ可愛かったですよ。ちゃんと演技してたし。細かく突っ込み始めると、自動車修理の職工さんがそんなに綺麗な手をしているはずがない、とか思うのですが、そこはもう「可愛ければ全て良し。」の精神でよろしいかと。堀北真希を二時間見られるだけで幸せになること請け合いです。

と、文句ばかり書いているようですが、冒頭に書いた通り泣きました。良い映画だと思います。この映画の主人公は、あの街並みに暮らす人々の息遣いだろう。今の時代の子供たちは、あんな顔で笑えるんだろうか。とか、観ながらぼんやり考えてました。
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by kcchicago | 2008-01-05 01:09 | Days | Comments(0)


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