2008年 01月 06日
年末年始の帰省中に兄に薦められて読みましたが、よく練られて書かれた良い本だと思います。 成功の法則を謳った書籍は世の中に五万とあり、多くの人がそういった書物を手に取りながら成功しないのは何故か?非常に軽いタッチで書かれていますが、やり取りの一つ一つが細部まで詰められており、ガネーシャと主人公の会話を噛みしめながら読むと、サラッと読める割には得られるものが多いのではないかと思います。 既存の経営書や自己啓発本に食傷気味の人には特にお薦めです。大事なのはノウハウやコツではなく、とにかく動いてみるということ。実は内容自体に目新しい要素は一つもないのですが、実践に向けての動機付けという観点から書かれている点がポイントです。乗せられているということは理解した上で乗ってみる、という感覚。とりあえず靴磨きとコンビニ募金は始めました。 あと、本質とは関係ありませんが、関西弁の使い方も絶妙で笑ってしまいました。ガネーシャが二人称として「自分」という表現を用いている辺り、作者は生粋の関西人なんだろうなと思います。こういう喋り方するおっさん、関西には多いですからね。
by kcchicago
| 2008-01-06 13:20
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