それからの日々

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2008年 05月 11日

為替管理

さっき書いたDuration Matchingの話もそうなのですが、財務の観点から事業運営を見るには、「長期安定性」とか「予測可能性」が必要だろうと考えているのです。その意味で、為替はフルヘッジすべきだ、というのが持論なのですね。

でも、財務畑の人と話をしていても、自分のようなフルヘッジ主義者は若干ラディカルな存在のようで、「有利なサイドに振れた場合のメリットが取れない。」とか、「フルヘッジもノーヘッジも結果としての期待値は同じ。」とか、「(Bサイド限定の話ですが)ディスカウントのコストがかかる。」とかいう反論があるわけです。

最後の意見に対しては、「幼稚園に戻って、一から財務を勉強し直してこい。」と言いたいところですが、前二者の意見にしたって、「事業会社の財務担当者」の立場から何を追求すべきか、という根本的な考え方について腰が座ってないように思えるのです。少なくとも、結果としての期待値が同じであるなら、予測可能性が高い方法を選んだ方が、より確実な経営判断に資するのではないか。

為替で博打を打って目先のPLを稼ごうとすることにどれほどの意味があるのか?

あと、くどいようですが、「為替ディスカウントはコストだ!」と言って大騒ぎする人は、「円キャリートレードはアービトラージだ。」と言っているのと同じだ、ということに気付きませう。
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by kcchicago | 2008-05-11 13:58 | 仕事 | Comments(2)
Commented by tarou_kouno at 2008-05-12 14:22
難しすぎて何のことか分からない(T_T)
がっ!
直観的には、仰りたいことはよく分かります。
ここまで連続したエントリーを読めば、ワタクシも貴殿の考え方に賛成せざるを得ません。
財務の専門的なことはワタクシはよう分からんが…
言わんとしてることは分かる。
法務屋の経験値が多少は生きてるかな(^^ゞ
Commented by kcchicago at 2008-05-12 20:24
まあ、いい加減、博打の発想は捨てようぜ。という話です。

メーカーの人はコツコツ真面目に働く良い人が多いですが
「金融業は元手もかけずにおいしい思いをしている。」という変な被害妄想があるのか
ときどき財務絡みで変な議論になることもあるのです。

楽して儲かる仕事なんてない。

って、冷静に考えれば、ねぇ。。。


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