2008年 05月 19日

起業話

知り合いの知り合い(= 赤の他人)レベルの話ですが、最近ちらほらと「起業した」という話を聞きます。

特別「大成功!」というわけでもなくて、まだまだ個人営業とか、せいぜい数人とか、そういうレベルの話ですが、それでもPLとCFが黒でまわっているとか、あっちこっちから引き合い要請が引きも切らないとか。

そんな起業話のビジネスのネタについて聞いてみると、多いのが「言われてみれば、そうだよな。」という話。

「言われてみれば、そのニーズ、ずっと前から業界で話題になってたよな。」とか、「言われてみれば、あの業界のこのスキーム、確かにこっちで使えるよな。」とか、そういう話。

そして、気付くのは、言われてみて初めて気づく人間と、誰も気づかないうちに行動を起こす人間との間には、まさに雲泥の差があるのだな、ということ。

それは決して「天才の閃き」なんかではなくて、大事なのは「アンテナを張ること」、「問題意識を持って世の中を眺めること」ということなのだろうな、と思います。年明けにドラッカーを読んだという話を書きましたが、全てはそこに収斂されている。起業に成功した人は、明確な意識の度合いはともかくとして、結果としてドラッカーが書いたことをきっちりできている。

「固定費の変動費化」と「ポートフォリオ組成によるリスク回避」という観点からは、きっと日本市場にも、まだまだ面白いことをやる余地は、それこそゴロゴロと転がっているんでしょうね。

自分自身も何も考えていないわけではないのですが(別に起業する気はありませんが)、具体的なアイデアに結び付けられない自分の鈍さには若干イライラさせられます。問題意識を持っていないのと、持っているのに何ら具体的な結果に結び付けられないのと、どっちがどうなのかと。少なくとも、ここ最近は「言われてみれば、、、」と他から感心させられる機会が増えています。
[PR]

by kcchicago | 2008-05-19 01:12 | 仕事 | Comments(0)


<< 微熱      日本人の宗教観 >>