2007年 05月 02日
予告通り、新国立美術館にモネ展を観に行ってきました。 GW中日の平日だし、1日2日も休みの人は旅行に行ってるから、都心は絶対に空いてるはず、と思って行ってみたのですが、やはり甘かったです。結局、人にもみくちゃにされながら鑑賞する羽目に。ウーム。(-"-;) しかし、お目当ての絵画自体は、(当然ながら)素晴らしいものでした。 『アルジャントゥイユのセーヌ川』や『ヴェトゥイユ』、『ヴァランジュヴィルの漁師小屋』のように緑に燦々と陽光が降り注いでいるのが気に入りました。『積みわら』の連作なんかも。あと、あんまり人は集まってませんでしたが、『貨物列車』の陽の当たり方なんかも最高。微妙に陰影が異なる『チャリング・クロス橋』の連作もいい。何故か、今回は『睡蓮』があまり心に響きませんでしたが。 モネの絵を観るときって、少し離れた位置から絵画全体が視野に収まるようにして、まず構図を把握して、対象物に陽の光が当たっている様を思い浮かべて、しばらくそうしていると本当に絵画から燦々と陽光がこぼれてくるような錯覚を覚える。いや、ホントに至福の二時間でした。 そして、かなり心惹かれたのが、展示会場直後のおみやげコーナー。カタログはサクッと購入しましたが、少し小ぶりな複製画が下は4万円ほどから売っているんですね。きっとこれを部屋に飾れば、外は曇天でも常に陽光に満ち溢れた部屋になるに違いない、と思いつつ、部屋が狭いのを思い出して断念。 でも、7月までやっているので、あと二回くらいは観に来たいなと思います(そして、次に来たときは我慢しきれずに複製画を購入してしまいそうな気がしますが)。 日本にいながらにして、モネの絵画をこれだけ一度に観られる機会はそうそうないと思いますので、まだの方は、この機会に是非!
by kcchicago
| 2007-05-02 21:40
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